積みゲー崩し その1:『ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編』


ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編

プレイ開始から約24時間で終了。うーん、スゴい作品だとは思うけど、イマイチのめり込む事ができない自分がいる(特に皆殺し編の辺りから)。最大の敗因は、最初にこれはミステリだと認識した事だな。どのみち作中の情報だけでは唯一の結論を論理的に導き出す事など不可能。だったら最初から解ける謎だと思わなければもっと楽しめたかもしれないのに。ともあれ、出題編であれほど不可解に思えた事が沢山あったのに、そのすべてを説明できる解答が用意されていたのはもう見事としか言いようがない。全8話をほぼ1年に2回のペースで発表し続けてきた作者にも惜しみない拍手を。お疲れさま、そしてありがとう。多分真相が分かった上で読むとまた違った感想になると思うので、いずれもう一度最初から読み返してみたい。できれば文庫化してくれると嬉しいなあ。