今週のウルトラマンネクサス

最終的に「光は絆」という大きなテーマで良くまとめたと思う。ここ最近はずっと暗い展開が続いていただけに、今までで最高に盛り上がった。それにしても、最後までスタッフの本気は衰えなかったな。ストーリーに多少のアラはあっても、奇をてらうことなく真面目にストーリーを作ってる姿勢が感じられて、個人的にはとても好感を持てた。今週ウルトラマンがあんなことになって、来週はどうなるんだろう。こんな時に限って次回予告の直前で録画が途切れてしまったので、ものすごく気になる。

この作品の面白いところは、登場人物たちが子供向けヒーローものにはおよそ相応しくない不完全な人間ばっかりなこと。主役はボンクラだし、ウルトラマンは自己のアイデンティティを見失ってるし、闇のウルトラマンは逆恨み野郎。味方は優柔不断な隊長とやたら好戦的な副隊長（女）。これじゃあどうやっても勧善懲悪にはなりえないところを、うまいこと人間ドラマにしている感じ。敢えてそういう路線を選んだスタッフのチャレンジ精神には賞賛を送りたい。

あと、サブタイトルがまた凄くて(特に14話〜18話)、