ツバサ・クロニクル

カードキャプターさくらに比べるとどうしても凡庸に見えてしまうのは、単に声が変わって違和感があるからってだけではないはずだ。こっちのサクラは単に可愛いだけのアイドルの域を出ていないので、そのために戦ってる小狼の決意もなんとなく安っぽく見えてしまう。あと漫画の方もそうだけど、実はこの物語は一話で既に完成しているので、それ以降はあってもなくても構わない話が続くところも問題。最初から格好良い主人公が格好良いまま何をしたって、それはちっとも格好良くないぞ*1
坂本真綾のために一応見てみたけど、次は(知世姫が出てくるまで)見なくてもいいかなあ。

*1:発売中のコミッカーズに載ってる藤田和日郎村枝賢一の対談を参照