読んだ本

特殊および一般相対性理論について

まさに血湧き肉躍るという感じ。少ない手がかりから驚くべき結果を導き出す過程は上質のミステリとしても読める。列車と時計と棒きれから始めて、宇宙の仕組みや時間と空間の関係まで思索を巡らす様は驚きを禁じ得ない。
後半になるに従って内容がやや難解になるものの、これまでに読んだり見たりした相対性理論の説明の中では、たぶん一番分かりやすかった。