読んだ本

吉永さん家のガーゴイル9 (ファミ通文庫) マリア様がみてる 23 くもりガラスの向こう側 (コバルト文庫) 教室の正義―闇からの声 (カドカワ・エタンテインメント) 時を超えるSOS -テレパシー少女「蘭」事件ノート(4)- (講談社青い鳥文庫)

『〜ガーゴイル』このタイミングでこういう話を持ってくるとは。やっつけ仕事になるんじゃないかという心配は全くの杞憂だった。しばらくは読めないと思っていたコッペの話が読めたのも嬉しかった。
マリみて』はいい加減話を引っ張りすぎ。今回も瞳子は一度も登場しない(名前だけは何度も出てくるけど)のは、天の邪鬼な作者らしい。
『教室の正義』読む順番を間違えて最後に暗い気分になってしまった。なんかこう、「こんな社会は間違っている!」と声高に叫ぶ作品より、矛盾とか葛藤とか「どうすればいいんだろう?」という疑問を投げかける作品の方が自分は好きだな。その意味では最後の『免罪符』が良かった。これはぜひ続編を書いて欲しい。いや書かないといけないと思う。作中にもパート2の話はあったし。
『テレパシー少女「蘭」』はしばらく前に読んだのだけどここに書くのを忘れていた。感想としては翠がますます面白くなってるなあと。2ページに1回ぐらいは笑うところがあって作者がノリノリなのがよく分かる。