読んだ本

桜乃きらほの魔法医カルテ (MF文庫J) 空ノ鐘の響く惑星で (電撃文庫)

『桜乃きらほの魔法医カルテ』
主人公が某カードキャプターから、某紅薔薇のつぼみに変わっただけで相変わらず少女漫画してる。前作では鍵と魔法を組み合わせて独特の世界を構築した作者だが、今作でも医療と黒魔術を融合したものがテーマになっている。両者についてよく調べているらしく、なるほどと思うところも多かった。ただ、確かに面白いんだけど突き抜けたモノがなかったのも事実。次巻以降に期待したい。

空ノ鐘の響く惑星で
真っ先に連想したのは「守り人シリーズ」。ハードカバーになってもおかしくない内容で、これが電撃文庫から出ていることに驚いた。既に10巻まで出ていて、しかも第1巻の終わりから思いっきり「続」となっている(上下巻でもない小説では初めて見た)程壮大な物語には、ただただ続きが読みたい気持ちにさせられた。

守り人シリーズと言えば、今ちょっと調べたらアニメ化、実写映画化の企画が進行中らしい*1。新刊も秋頃に出る予定なのでそちらも楽しみ。