読んだ本

真実の扉、黎明の女王 (富士見ファンタジア文庫) 鳥は鳥であるために〈2〉 (MF文庫J)

『真実の扉、黎明の女王』は前作が良かっただけにちょっと複雑な気分。いくら生まれ変わりといっても別人なんだから、そこを曖昧にして話を進めようとするのは無理があったように思う。確かにクリム視点ならこれでもいいのだろうけど、カルロ視点だと「ちょっとそれってどうなの?」と言わざるを得ない。

『鳥は鳥であるために』は全般的に凡庸な感は否めない。ただし、小鳩というキャラクターを除いては。その線で進む限りは最後まで読み続けてみようかな。

どうやらこれで今年読んだ小説が100冊を超えたらしい。去年とは比べものにならないペースで進んでるのに、積読の数は増える一方で。このままではいずれ破綻するのは目に見えているので、何とかしないと。