読んだ本

光降る精霊の森 (C・NOVELSファンタジア)

割と最初の方でネタは割れてるんだけど、そんな事が気にならないくらい穏やかで優しさに満ちた雰囲気の良い作品。半妖精の少女や喋る黒猫など設定的にはかなり“おいしい”キャラが多数出てくる割にこれだけ地味なストーリーになってしまうのは、ある意味この作者の長所かもしれない。途中何カ所か(おそらくページ数の都合で)明らかに削られたと分かる部分があって、ちょっと勿体なかったな。続きがあれば読みたい。