読んだ本

ラジオガール・ウィズ・ジャミング (電撃文庫 (1288))

面白いよこれ。最初は海賊ラジオと軍部の追いかけっこという設定に惹かれたのだけど、それがどうして後半の爆破テロリストが出た辺りから断然シリアス度を増してきて、クライマックスでは不覚にも泣きそうになった。

以下余談。

戦争復興期という時代背景や海賊ラジオというモチーフから思い出されるのは『キーリ』。世界観が良く似ているので、キーリファンにとっては副読本と思って読むのもいいかもしれない。もしキーリとレコリスが出会ったら? なんて想像するのも楽しい。