GUNSLINGER GIRL最終回

最後にやってくれた。原作のエピソードを巧みに構成したシナリオは見事の一言。見ていて、ここがあそことつながるのかーと一人で感心していた。2話の天体観測に対して最終回が流星雨。星で始まり星で終わり、物語としてはどちらもヘンリエッタを主とするその構成も実に見事。終わりと始まりがつながることで、生と死もまた隣り合わせであることが表現されている…というのは考えすぎか。
ラストの第九は思ってたとおり、映像化されると一段と格好いいシーンになっていた。何気に義体&担当官全員(死んでる人以外)登場だったし、最終回に相応しいストーリーだったのでは。
シリーズ通してみると原作に忠実ながら細部は確実に洗練されていて、アニメ単体での完成度も非常に高かったと思う。見たいものを完璧にかつそれ以上のクオリティで見せてくれたスタッフに感謝。