CLANNAD ファーストインプレッション

このゲームに意味を求めてはいけない。それが一通りシナリオをクリアしての感想。理不尽な選択肢も、必然性を欠いたキャラクターの行動も、むやみに複雑な攻略フローも、本編より長い後日談も、多分それ自体に意味なんてない。言ってみれば全部Keyの芸風。そう考えれば、プレイ中に感じた違和感のほとんどは気にならなくなる。逆にいえば初回プレイ時はそういうことが気になってしまってなかなかゲームを楽しむことができなかったわけだが。むしろゲームとしてではなく、ある種の映像作品として捉えたほうが良いのかもしれない。

そういう理由で、プレイ中はいろいろと言いたい事があったのだが、挙げたらキリがないし、ほとんどは上で書いたように自己解決してしまったので割愛する。この辺は、もし機会があればキャラ別感想のときにでももう少し詳しく書こうと思う。

好きなキャラクター(シナリオの評価込み)は藤林杏古河渚一ノ瀬ことみ、という順番かな。次点で坂上智代伊吹風子宮沢有紀寧といったところ。AFTER STORYがなければ2位と3位は入れ替わっていた。