あやかしびと トーニャルート終了

途中まで王道展開で進み、後半はやっぱりあやかしい展開に。まさかここで師弟対決が見られるとは思わなかった。

この物語のテーマはずばり家族愛だな。だから最後まですずとの縁が切れなかったんだろう。前評判では人気高そうなトーニャの物語がこういう形で結末を迎えたのはちょっと意外。なんだかんだいって、すずは最強のヒロインなので、他のヒロインはどうしても割を食うよなあ。月姫におけるシェル先輩的扱いというか。

このゲーム、オープニングやエンディングも気合い入っていて良い。オープニングムービーはアクションもののアニメのそれのようにかっこいいし、エンディングは一転してまるでフランス映画のようにもの悲しい。この手のゲームでは男性ボーカルというのは割と珍しいけど、ゲームの雰囲気には合っていると思う。こういうのをセンスが良いと言うんだろうな。

それはそうと、このルートで一番可愛かったのはトーニャでもすずでもなくて、愁厳だよな(笑)。つりが好きだけどあまり上手くなくて、ようやく釣れて思わずガッツポーズして、照れて赤面する愁厳は、ふわふわ状態のトーニャに比べても遜色ない破壊力だと思う。