『ロケットの夏 宇宙島へ行く少年』終了

日記の日付が飛んでいるのは主にこれが原因。
フルボイスになったことだし、『宇宙島〜』の前に『ロケットの夏』本編からやり始めたら、意外と忘れている部分もあって再プレイにもかかわらず結構楽しめた。プレイ順は、セレン>千星>はるひ>ベルチア>歩という順番だった(だった、というか、そうなるようにした)。どのシナリオも甲乙付け難いんだけど、単純にキャラクターだけで比較したら一番好きなのはセレン。理由は一番年下だから…ではなくてお姫様だから。普段の無邪気さと時折見せる毅然とした態度のギャップが良い。あとは特殊能力を持っているところとか。
『宇宙島〜』の方は、真に良くできた番外編だった。たったこれだけのボリュームで全員にそれぞれ見せ場を作って、かつ話として破綻なくまとめた手腕はなかなかだとは思う。ただ、(この際多少の矛盾やご都合主義は無視するとしても)ややボリューム不足なのが不満。タイトルはアーサー・C・クラークの同名の長編から。本編を含めて、内容はブラッドベリというよりロバート・F・ヤング*1に近いかも、と今更気がついた。
声に関して、皆それほど上手くないけど声質はだいたい合ってるかな? 主人公の声は最初違和感があったんだけど聴いてるうちに慣れた。

*1:『九月は三十日あった』『ジョナサンと宇宙クジラ