ひぐらしのなく頃に礼

ひぐらしのなく頃に

夜中から始めておよそ4時間で終了。前回(祭囃し編)はいつ終わるとも知れない長大なシナリオに戦々恐々としながら読み進めたものだが今回は割と短めだった。『賽殺し編』は後日談にしてもうひとつのifの世界の話。他の二編も、ドタバタしたり暴走したりと十分に「らしさ」が発揮されたシナリオだった。これまでのひぐらし世界を締めくくるのに相応しい内容だったと思う。とはいっても、あとがきでは作者は番外編を書く気十分みたいなので、これが最後かどうかはまだ分からないか(大抵こういった「いずれ書いてみたい」系の話は実現されないものだが、この作者の場合言ったことはかなりの確率で本当にやってしまうので全く油断できない)。
既に次回作の情報(『うみねこのなく頃に』という冗談のようなタイトル)も公開されている模様。次回夏コミ発表予定とのことなので、楽しみにしたい。