読んだ本

神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド(28)) 神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド(29))

読後になんともいえない複雑な気持ちになる。単純に誰が悪だと決められない。これが正解と簡単には言えない。最終的に話が一国の政治にまで広がるので、子供には少し難しすぎるのではとも思うが、むしろ一番伝えたいことは命の重さというような意外とシンプルなことで、それだけで十分なのかもしれない。決してハッピーエンドではない。この先どうなるのかがとても気になる終わり方だった。