VineSeedでVine Linuxのextraパッケージをapt-getする

Vine Linux 3.1のextraパッケージにはVineSeedにはないrpmパッケージもあるので、これをapt-getできるようにしてみた。

まずは/etc/apt/source.listにリポジトリの場所を追加。

### Vine Linux 3.1
rpm     [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 3.1/$(ARCH) extras
rpm-src [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 3.1/$(ARCH) extras

これだけだとVineSeedよりVine 3.1の方がバージョンの新しいパッケージがあった場合アップグレードされてしまう。それは後々問題がありそうなので、VineSeedのパッケージがあればそちらを優先するようにしたい。Synapticの設定でデフォルトディストリビューションの選択があったので、apt-getでもできるかと思って調べたら、APT::Default-Release(コマンドラインオプションの-t)が対応していることが分かった。

そこで、/etc/apt/apt.confのAPT {}の中に、

  Default-Release "VineSeed";

と書いたら、dist-upgradeしてもVine Linux 3.1のパッケージに置き換わることはなくなった。

基本的にaptでディストリビューションを混ぜるのは危険だけど、extraパッケージだけならどうやら問題ないみたい(さすがにmainやplusは混ぜたら何が起きるか分からないから試していない)。